TSUNAMI ツナミ
ストーリー
韓国を代表するリゾート地・海雲台(ヘウンデ)を舞台に、大津波の恐怖を壮大なスケールで描くディザスター・ムービー。2004年、歴史上類を見ない死傷者を出したインドネシアの大津波。インド洋で遠洋漁船に乗っていたマンシクは津波に巻き込まれ、密かに想いを寄せていたヨニの父親を失う。この事故をきっかけにヨニへの気持ちを隠してきたマンシクが、ついにプロポーズを決意する。しかしそのころ、高さ100メートル、時速800キロの超大型津波が迫っていた。
無いとは言い切れない想定外の自然災害を迎えたときの人々の対応がテーマです。 極めて真面目に人間描写をしている映像も多くあり、深く考えさせられる映画ですが、 反面、大きなテーマなのにコミカルに、描いてある映像もあり、韓国映画の奥ゆかしさを感じました。 私だけの感受性なのか?、観た映画に偏りがあるのか?、「トンマッコルへようこそ」 「グエムル 漢江の怪物」 等はいずれも大きなテーマがあるのに、比喩する映像を設け、かつコミカルに描がき、非現実的な娯楽性を持たせる韓国独特の演出があるように感じています。「ツナミ」の監督は同一人物かなとも思えるような演出を感じたくらいです。