体内時計 その3

昨日・一昨日に続き体内時計のことを記載させて戴きます。

体内時計といいますが、日光などの強い光を見ると簡単にリセットされてしまいます。つまり朝、目が覚めて強い光を見た瞬間から体内時計が始まるのです。
24時間ではなく25時間であることは、工学的に考えれば大変優れた仕組みです。
機械時計ですら誤差がありますから、人間の体内時計もしょっちゅう狂うことでしょう。24時間の体内時計の場合には、23時間になってしまうかも知れません。
23時間の体内時計では、朝になって目が覚めるとまだ起床時間よりも早くなってしまいます。もう一回眠るか、起きていていても体に良くありません。

一方、25時間の体内時計であれば、誤差があってたまに早く起きたとしても大きな問題は生じません。朝起きれば必ずリセットされるので、実質的には24時間の体内時計と同じになるのですから。

体に負担のかからない、朝一番の習慣を継続することは、体の変調を和らげる効果もあり、体内時計と関わりの深い心筋梗塞などの予防につながる可能性も秘めているので、現在のわたしに必要不可欠の生活リズムです。でも、筋肉のリフレッシュを重視するときもあります。

2010年04月28日作成 カテゴリ: 新着情報
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体内時計 その2

一日は25時間?

こんな実験があります。被験者(実験を受ける人)にある施設に入ってもらいます。その施設内は常に薄暗く、外界と遮断されているため外が明るいのか暗いのかも分かりません。その上時計も無いので時間に関する情報が一切ありません。そのかわり、生活に必要なものはすべて揃っています。被験者にそこで暮らし続けてもらいます。初めは生活リズムが不規則ですが、ある期間を過ぎると一定の生活リズムが現れます。起床して朝ご飯を食べて、昼ご飯を食べて、夜ご飯を食べて、就寝して起床して…。
 その1日の周期はなんと、24時間ではなく25時間なのです。周期は、被験者を変えても約25時間になります。このように、環境に影響されず自然に刻まれる1日の周期を「概日時間」といいます。
 概日時間はすべての動物にあり、種によって異なります。人間は25時間ですが、例えばマウスは23.5時間、ラットは24.5時間です。ただし、ほぼ24時間であることに変わりはありません。
 この事実から、地球上の生き物は、地球上の1日である24時間に自分の生活リズムを合うように進化させてきたのでないかと考えられます。そしてそのリズムを司っているのが、一般的には体内時計と呼ばれる生物時計の存在なのです。
 実は、この体内時計、18世紀頃から研究が開始されています。最初はオジギソウの動作メカニズム解明から始まり、1950年代にはほぼ24時間を周期とする体内時計の存在が明らかにされました。その後、遺伝子レベルで生物を研究する分子生物学が発達し、今日では、遺伝子レベルで体内時計の研究が進められています。

2010年04月27日作成 カテゴリ: 新着情報
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体内時計

4月26日 AM4:30  窓から光が差し込み朝の気配を感じ起き上がろうかとかと思いましたが体が言うことを聞きません。筋肉の疲労(毎日のジョギングに 日々の清掃等日常業務)が蓄積している為、一日ジョギングを休めば筋肉がリフレッシュして新しい活力が漲りますが、日々の習慣と言いますか、好天に誘われてと言いますか、走る準備を整え外に出ました。今日は筋肉のリフレッシュより生活リズムの継続を重視しました。

海外旅行をすると時差ボケという症状が体に現れることがあります。体内時計と実際の時刻とのギャップによって体が変調を起こすわけです。頭痛、めまい、耳鳴り、心悸亢進などが起こり、とても辛いものです。しかし、時差ボケの症状を軽くする方法があります。それは、現地に到着したら朝の太陽をたっぷり浴び、辛くても運動と食事をすることです。生物の体は一定以上の光に反応し、新たな概日リズムを刻み始めるからです。
 ところで、時差ボケ以上に私たち日本人にとって大きな問題は、生活リズムの変化です。仕事をこなすために残業したり、ときには徹夜なんてこともあります。さらに、多様なサービスの提供は、人間本来の概日リズムとは相容れない仕事のリズムをたくさん生みだしてきました。シフトワークでは、朝勤と夜勤を交互にこなさなくてはいけない状況も生まれます。これを続ければ体内時計は混乱し、いわば慢性的な時差ボケ状態なんてことにもなりかねません。さらには、体内リズム時計遺伝子の異常は、鬱病、登校拒否症、登社拒否症にも関るとされています。
 つまり、体内時計の研究成果は、体に負担のかからない勤務スケジュールや体の変調を和らげる治療法の確立、鬱病、登校拒否症、登社拒否症や、体内時計と関わりの深い心筋梗塞などの原因究明や予防・治療法の確立につながる可能性を秘めているのです。
 以上の理由で今日は好天でもあり、週の始めでもあるため、生活リズムの継続を重視しました。

2010年04月26日作成 カテゴリ: 新着情報
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