蚊に刺されたかゆみを止める裏ワザ
かゆみに気づいて腕を見ると、蚊に刺された跡が。またやられた。何かいい方法はないの? ということで、まずは敵である蚊を知ることに。
「私たちが刺される可能性が高いのは、夕方に戸外で見かける白と黒の縞模様のヒトスジシマカと、夜間に家の中に入り込んで吸血するアカイエカ。ただし蚊にも活動しやすい気温があり、30℃を超えるような暑さだと活動は低下します。人が過ごしやすい時期は、蚊も活動的なんです」
涼しくなるこれからの季節は、まだまだ蚊に刺される可能性大というわけです。蚊の生態についてわかったところで、肝心のかゆみについて。そもそも、蚊に刺されるとなんでこんなにかゆいの?
「蚊が吸血する際に注入する唾液に、人の体がアレルギー反応を起こすのです。蚊の種類によって唾液の成分が違うので、かゆみの種類もそれぞれ。個人差はありますが、ヒトスジシマカに刺されると、すぐに猛烈にかゆくなります。ただ、半日もすればかゆみは収まりますね。逆に、アカイエカに刺されると、小さなかゆみが何日も続きます」
ネットで即効性のありそうなかゆみ対策を検索! すると、「ストローで吸う」「タバコの火を近づける」「絆創膏を貼る」など、いろいろな裏ワザを発見します。
結論から言うと、個人的に一番効いたのは絆創膏。貼っただけで、嘘のようにかゆみを感じなくなりました。調べてみたところ、蚊に刺された皮膚は、普段より触覚が敏感に。風や布などの刺激によってかゆみが生じるようです。そこに絆創膏を貼って何も当たらないようにすれば、かゆみも感じないということみたいです。
騙されたと思って、お試しあれ。