さや侍
「時代劇の中に、質の高い笑いが満載」、 オチャラケ映画なのかと思いましたが、 途中から、物語の流れに違和感が無くなり、 映画の世界へ引きずり込まれます 画の取り方・見せ方も上手く、人の温かさも上手く表現しています。 「笑い」だけではなく何かを残してくれる奥深い感じで、 頭を柔らかくして素直に観れば必ず良い映画だったと思える 観る価値のある映画です。
「さや侍」主役の野見さんて? 喋れば何を言ってるかわからないし、字もまともに書くことが出来ない、けれど、
底抜けに明るい性格と純粋な心と、常に一生懸命な素人のおじさんをです。
今作に関して、野見さんはほとんど演技をしていない、ほぼドキュメントのようです。
そんな、おじさんの一生懸命頑張る姿に笑い心打たれ感動してしまいます。
今作の主演がもし松ちゃんだったらこんなに感動しなかったはずだと思います。